里山の健康バロメーター、日本ミツバチ。
食いしん坊の私たちの願いは、健康な野菜やお米を街に届けて欲しい・・・ということ。
そんな野菜やお米がとれる里山は、ミツバチやトンボやスズメやツバメが多く飛び交っているはず。
なのに、最近、日本から虫や鳥たちがどんどん姿を消していっています。
日本ミツバチにとっての要因はアカリンダニなど考えられますが、問題なのが、人間がもたらした農薬「ネオニコチノイド」。
神経系を麻痺させ、「蜂群崩壊症候群」と呼ばれる、巣には蜜や蛹や女王蜂が残されているのに働きバチがいなくなってしまう現象を引き起こすと言われています。
アメリカやヨーロッパなど数多くの先進国で規制が進む「ネオニコチノイド」ですが、残念ながら、日本では「ネオニコチノイド」は推奨されています。
理由は、長く効くため、農薬を撒く回数が減るから。
そして回数が減ることだけで「減農薬」を語ることができるから。
私たちは、無農薬で畑作り米作りをする方達に、日本ミツバチの巣箱を置いていただく活動を始めました。
「ここの野菜やお米は健康で美味しい!」
その証として、日本ミツバチがいてくれるのではと考えています。